既存住宅流通促進セミナー

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マイホームのイメージ

岡山県不動産鑑定士協会主催の「既存住宅流通促進セミナー」の研修会に昨日参加してきました。そのことについて今日はお話ししたいと思います。


新築着工戸数は昨年が借家も含めて95万戸ですが、民間のシンクタンクによると、今後の推計として、2025年度は69-73万戸、2030年には60-64万戸に減少すると予測されています。

これは、人口減による世帯数の減少や、住宅の長寿命化、良質な空き家の増加により中古住宅需要が高まることが理由とされています。

現在の市況は、省エネルギー化、耐震化が優れた中古住宅のストックは少ないのが実情で、既存住宅と呼ばれる中古住宅の流通シェアは新築着工戸数に対して14.7%と、欧米諸国と比べると5分の1程度となっています。

国としても、良質な住宅のストックの形成と既存住宅流通の取り組みとして今年4月からインスペクション制度をスタートしました。

これは、お住まいの間は定期的な点検や、補修、修繕と履歴の作成保存を行い、適切な維持管理を実施し、売却時には、個々の住宅の性能や維持管理の状態を踏まえて、住宅の状態に応じた価格で売買を行うために、インスペクションと、瑕疵担保保険の加入することにより売主様も買主様も安心してお取引きを実現する施策です。

すでに新たな住宅循環システムとして、平成22年からハウスメーカー等を中心に住宅履歴情報が蓄積され、良質な住宅を社会の共有資産として住み継ぐためのスムストック住宅の流通も始まっています。

日々、このような不動産状況を学びながら、良質な中古住宅をお客様にお届け出来るよう、倉敷の不動産売買専門ショップとして不動産取引に邁進して参ります。

マイホームとして倉敷市内の土地や、一戸建住宅、マンションを年内や、来春までに入居をお考えのお客様や、倉敷に所有する不動産の売却をお考えのお客様は、倉敷の不動産売買専門ショップおおたか不動産へお気軽にご相談ください。

倉敷の不動産売買専門ショップおおたか不動産では、倉敷市西日本豪雨災害義援金や、ボランティア活動を通じて倉敷市真備町を応援していきたいと思います。