倉敷市でマイホームを検討する際、特に若い家族や初めて家を購入する方にとって、建売住宅は手軽に購入できる選択肢として人気があります。しかし、購入後に後悔しないためには、事前に建売住宅のメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。この記事では、倉敷市で建売住宅を検討している方に向けて、見逃しがちな注意点や価格に含まれる設備について詳しく解説します。
建売住宅のメリット
建売住宅には多くのメリットがあります。まずは、その魅力を押さえておきましょう。
1. すぐに入居できる
建売住宅はすでに完成している物件が多いため、契約後すぐに入居できるのが大きなメリットです。注文住宅のように完成まで待つ必要がありません。
2. 費用が明確で予算管理がしやすい
注文住宅の場合、工事が進むにつれて追加費用が発生することがありますが、建売住宅では基本的に価格が固定されています。初めから総額がわかるため、資金計画が立てやすいのが特徴です。
3. 設備や間取りを実際に確認できる
建売住宅は完成した状態で見学できるため、間取りや設備の使い勝手を実際に確認しながら購入を検討できます。これにより、住んだ後のイメージがしやすくなります。
モデルハウス見学時のチェックポイント
- 水回りの確認:キッチン、浴室、トイレなどの使い勝手を確認しましょう。水圧や排水の流れも重要です。
- 収納スペースの容量:実際にどれだけ収納できるかをチェックし、家族の荷物が収まるかをイメージしましょう。
- コンセントの位置と数:電化製品をどこで使うかを想像し、コンセントの配置が適切か確認します。
- 日当たりや風通し:昼間の時間帯に訪問し、自然光の入り方や換気が十分か確認しましょう。
建売住宅のデメリット
一方で、建売住宅には注意すべき点もあります。事前に把握しておくことで、失敗を防げるでしょう。
1. 自由な間取りや仕様変更ができない
建売住宅はすでに完成しているため、間取りや仕様だけでなく、設備の追加や変更も難しいケースが多いです。自分好みのデザインや設備にこだわりたい方には不向きかもしれません。
2. 設備の内容が物件によって異なる
建売住宅では、価格に含まれる設備の内容が物件ごとに異なります。これを把握せずに購入すると、後から「これも別料金だったの?」と驚くことがあるかもしれません。
3.引き渡しまでのスケジュール確認
建売会社にもよりますが、一般的には契約から1ヶ月後に引き渡しとなるケースが多く、その分住宅ローンの手続きや準備が忙しくタイトになります。事前にスケジュールを確認し、余裕を持って準備を進めることが大切です。
どこまで価格に含まれているかをチェックしよう!
建売住宅を購入する際に重要なのは、価格に何が含まれているかをしっかり確認することです。以下の項目は特に注意が必要です。各項目には追加工事費がかかることがあるため、費用の目安も意識すると良いでしょう。例えば、照明器具の設置には1〜5万円、網戸の追加は1枚あたり5千円〜1万円、1軒分で約15万円程度、エアコン1台の設置には10万円以上かかることもあります。
照明器具
物件によっては、照明器具がすべて設置済みのものもあれば、リビングや玄関だけ設置されているケースもあります。購入前にどの部屋に照明器具が含まれているかを確認しましょう。引掛けシーリングは共通規格になるので、手先が器用な方であればホームセンターなどで購入し自分で取り付けることによって費用の節約になります。
網戸
網戸が最初から設置されているとは限りません。夏場の虫対策として必要な設備なので、確認しておきましょう。
カーテン・カーテンレール
カーテンレールが設置されていない場合もあります。購入後すぐに生活を始められるよう、必要であればカーテンとカーテンレールを準備する必要があります。
テレビアンテナ
最近の物件では光回線を利用したインターネットテレビが主流ですが、地上波テレビを見るためにはテレビアンテナの設置が必要です。これが含まれていない場合、追加工事費が発生することがあります。
エアコン
全室にエアコンが設置されているかどうかも確認しましょう。リビングだけ設置済みで、その他の部屋は別途設置が必要なケースが多いです。特に広いリビング・ダイニング・キッチンでは、キッチンの換気扇や間取りも考慮し、エアコンの能力を確認することをお勧めします。
エクステリア工事
駐車スペースの舗装や庭の整備、フェンスの設置などが価格に含まれているかを確認してください。特に、駐車スペースが1台分だけの場合もあるため、家族の車が複数ある場合は追加工事が必要になるかもしれません。これらの工事が別料金の場合、追加費用が高額になることがあります。例えば、エクステリア工事内容によりは50万円〜200万円程度の費用がかかることもありますので、あらかじめ確認しておくと安心です。
境界ブロック
隣地との境界にブロックが設置されていない場合、トラブル防止のために自費で設置する必要があるかもしれません。
諸費用
建売住宅の購入には、物件価格以外にもさまざまな諸費用が発生します。例えば、登記費用や火災保険料、ローン手数料、仲介手数料などです。事前に総額を確認し、予算オーバーを防ぎましょう。
町内会費・ゴミステーションの確認
建売住宅を購入する際には、町内会費やゴミステーションの位置、そしてゴミステーションの負担金が必要かどうかも確認しましょう。地域によっては、町内会入会費用としてゴミステーションの整備費用が発生する場合があります。これらの費用は見落とされがちですが、長期的な生活コストに影響するため重要なチェックポイントです。
おおたか不動産にご相談ください!
倉敷市で建売住宅の購入を検討する際は、地域密着型の不動産会社であるおおたか不動産にぜひご相談ください。当社は倉敷市内の物件情報に精通し、お客様一人ひとりに寄り添った丁寧な対応を心がけています。設備の確認や諸費用の説明はもちろん、すべての費用を含んだ資金計画書を作成してご提案しています。これまで多くのお客様が資金計画書をもとに安心して購入を進められた実績がありますので、初めての方もどうぞご安心ください。
お気軽にお問い合わせいただき、一緒に理想の住まいを見つけましょう!お客様一人ひとりの希望に寄り添い、全力でサポートさせていただきます。
まとめ
建売住宅は手軽に購入できる反面、事前確認を怠ると想定外の費用がかかる場合があります。メリットとデメリットをよく理解し、設備や諸費用をしっかりチェックしてから購入を進めましょう。おおたか不動産がその一助となれるよう、全力でサポートいたします!
スタッフ一同お問い合わせを心よりお待ちしております