相続登記は気をつけて~倉敷編(2)

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倉敷市の固定資産税評価証明書

昨日、相続登記の注意点をお話ししましたが、これも以前売却の御依頼を頂いたお客様であったケースですが、倉敷市内の物件の調査を進めていくと、土地・建物は相続登記をされていましたが、前面道路が私道で持分が先代のご名義のままでした。

こちらのケースは、相続時、道路の持分が有ることを分かっていながら、評価の低さと費用が掛かることを懸念し、登記をしなかったことが問題でした。

固定資産税評価証明書の所有不動産の所在記載内容は、市区町村で異なりますので、一概にいえませんが、倉敷市の場合、もう一つの確認方法として、倉敷市役所税務部資産税課で取得できる固定資産課税台帳(土地・家屋名寄帳)があります。これは、自己資産の評価額を固定資産課税台帳で閲覧や、土地・家屋名寄帳の交付を受けることができます。又、県外在住の方には、郵送による閲覧も可能となっています。

倉敷市内でご自分の所有する不動産から離れた飛び地で面積も小さく評価の低い不動産は所有者本人の認識が薄いため、一度利用されては如何でしょうか?

何れにしても、いちばん大切なことは、万が一を想定し、日頃から相続人に倉敷市内の自分の名義の不動産の所在や、状況などをきちんと整理して、お話ししておくことがこのような将来のトラブルを未然に防ぐことになります。

倉敷市内の貴方の大切な資産である不動産を、将来に渡って子や孫に引続ぐこと又、相続を受けた方がいろいろな状況により、その不動産をいつか売却する場合があることの認識を所有者さまに感じて頂ければ幸いです。

「将来への遺恨を残さない。」所有者さまへの大切な責務です。

倉敷で不動産取引歴30年の不動産売買のプロフェッショナルが、豊富な経験からお客様へ最適なアドバイスを致します。

倉敷市内の土地や、一戸建住宅、マンションの売却は、倉敷の不動産売買専門ショップおおたか不動産へお気軽にご相談ください。