マイホームは新築か中古か?(1)

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マイホームのイメージ

国土交通省のデータでは、全国の持ち家の新築着工棟数は平成9年が80万棟から、平成28年は54万棟と、26万棟減りましたが、反面、駅から1㎞以内で、簡易な手入れにより活用可能な空き家は約48万棟と、新築の着工棟数に迫る勢いで増えています。

又、岡山県で見ても全住宅ストックに占める賃貸住宅や、別荘ではない「その他空き家」の割合は8%と全国平均の5.3%より上回っています。

政府としても、この空き家問題を重くみており、2016年に策定された「住生活基本法」で、既存住宅流通の市場規模を倍増し、10年先の平成37年には8兆円市場にすることを目指すとしています。

既存住宅を活発に流通させる手段として、中古住宅購入時の不安な要因の一つである、建物の品質や状況に関しては、今年4月より、ホームインスペクション(住宅診断)制度が始まり、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が現地を調査し、買主様へ報告致します。

そして新築住宅と同様に、中古住宅でも、瑕疵保険に加入する事が可能となりました。保険加入には指定検査員の現地調査や、売主様の検査等の同意などが必要になります。

但し、瑕疵保険は、保険の内容にもよりますが、保証されるのは、建物の構造耐力上主要な部分であること、雨水の進入を防止する部分のみになります。

倉敷市内の中古一戸建て住宅や、マンションの購入はホームインスペクターや、瑕疵保険もご紹介できる、不動産売買専門ショップおおたか不動産へお気軽にご相談下さい。

ご来店希望のお客様は、外出していることも御座いますので、事前にご予約下さればスムーズです。